グループホームの月額費用明細比較
2007 / 05 / 12 ( Sat ) 11:47:19

コメントを頂いた中でも月額費用が介護者の一番の関心事だと思いましたので、改めて載せます。
4年前のことですが、領収書や契約書をもう一度開いて見ました。
4年前なので現在は変わっているかもしれません。
施設見学をされれば、費用のこれらはすぐ分かることですが…。


【グループホームB】
タクさんが2度目に入ったGH

入所金(敷金として家賃3か月分)  21万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円 
家賃                         70,000円
光熱水費・冷暖房費                             30,000円
食事代(食材費用)                              45,000円
共益費(トイレットペーパー等消耗品費)       5,000円

合計月額 約18万円

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。
おむつ代は別途支払い。


【グループホームA】
タクさんが最初に入居したGH

入所金(預かり金)  50万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円
家賃                        75,000円
光熱水費・冷暖房費               25,000円
リネン代(カーテン・毛布等月1回交換)     5,000円
居室清掃代(月1回業者)            3,500円
食事代(1日1,500円)              45,000円

合計月額  約18万円(消費税別)

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。
おむつ代は個人負担で現物持ち込み。


【グループホームE】
グループホーム見学記・追記」に書いたタクさんが入居した特養法人が運営するGH。
当時、新規オープンで、施設設備が最新で整っているのに異例の安さです。
この法人はユニット特養の費用についても、かなり良心的な配慮がありました。
その分、職員の給料は(私が現在勤務している)
とても安いです。

入居金(保証金)  30万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円
家賃                        36,000円
光熱水費                       9,000円
日常生活費                    9,000円
おむつ代                     15,000円
食費(1日780円)                23,400円

合計月額  約12万〜13万円

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。

それぞれの介護報酬自己負担金は介護度によって異なります。


これらのグループホームがある東京郊外は、6畳程度のバス・トイレ・キッチン・エアコン付きのワンルーム賃貸アパート家賃が現在平均6,5000〜8万円位かかります。
アルバイトの時給が800円〜850円平均です。
 

参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記

グループホーム見学記・追記

施設入所の費用
グループホームでのタクさん【認知症中期】


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タクさんの入所施設見学記 TB:0 CM:6 admin page top↑
デイ・ショート・施設への連れ出し方(タクさんの場合)
2007 / 03 / 21 ( Wed ) 02:43:39

グループホームでのことを書く前に、今日のタイトル、タクさんの各種施設への連れ出し方を書きます。

【デイの連れ出し方】
デイサービスへの連れ出し方は以前に書きましたが、タクさんをノリノリにさせて連れ出すのが基本です。

ごく最初の頃は「今日はデイサービスに行く日だよ〜♪」と言うと、
毎回、毎回決まったように「デイサービスって何だ?」と言いました。
私も毎回同じようにこう答えました。
「デイサービスはお年寄りが集まって、楽しく歌ったり、おしゃべりしたり、ゲームしたりして一日楽しく過ごす所なのよ〜♪」
「年寄りばっかりなのか?」(年寄りばかりは嫌い)
「若い人も大勢いるわよ〜」(若い人って職員さん)

毎回、「金が掛かるんじゃないか?」「食事代はどうするんだ?」「それはどこにあるんだ?」と疑問符の連続でした。

「国が負担しているから無料なんだよ〜」「老人医療なので費用はかからないのよ〜」
「お昼代は先に支払ってあるから、財布は持って行かなくて大丈夫よ」
「使わないのに財布を持っていって失くしたら困るでしょ?」
それらの私の言葉には反論せず、納得してくれました。

そのうち「デイサービス」とは言わず、
「楽しく歌ったり、おしゃべりしたり、踊りを踊ったり、ゲームしたりするところに行くよ〜」に変化しました。
父の疑問になる「デイサービス」や嫌いなこと「お年寄りが集まって」は言わず、楽しげな「踊りを踊ったり」が加わりました。

それらを言い出す前に、出来るだけ父をノリノリにさせていました。
通い介護で父の家に来た時から明るい声で「お父さん、元気??!!う〜ん!元気いいね〜♪」と言います。
元気がなさそうでもそう言うと「まあまあだな」とか「そうかぁ?!」と、それなりに元気良くなってくれました。
その後も、父を乗せ乗せの明るい幸せトーク連発で機嫌良くさせておくと、行かないとは決して言わず、私と一緒に元気良く玄関を出てデイの送迎車にさっさと乗り込みました。

【ショートや各種施設への連れ出し方】
ショートの時もこれと全く同じです。
私が父の衣類などの荷物を持っているところが違うだけです。
父はこれらの衣類の入った紙袋などには全く目もくれませんでした。
たまに、「重そうだな?!持とうか?」と気付いて言うこともありました。

ショートへは私も父とショート専用の送迎車に乗って楽しく会話しながら行きました。
場所はデイと同じ施設の建物です。
「ここは前に来たことがある気がするな〜」と、前日もデイで来ているのに、そんな調子でした。
認知症の初期から、父は今さっきのことも全く覚えていなかったし、前日やもっと前のことなどは全く覚えていないのでした。
嫌な記憶も楽しい記憶も、何も覚えていませんでした。
嫌なことがあっても、5分も経てば、すっかり忘れていました。

ショートのフロアに一緒に入り、血圧を測ったり、伝えることなどのやり取りをしている間、父は職員さんや看護士さんにいつも楽しく話しかけられてニコニコ笑顔でご機嫌。
主に父の服や被っている帽子のことなどを褒められ、ご機嫌になっていました。

自室に入ってから「今日はここに泊まっていっていいそうよ♪行ったり来たりは大変だから泊まって下さいって。お父さんの部屋はここだよ〜。ベッドもあるからいつでも寝られるし、これ全部お父さんが使っていいのよ♪」といつも同じように言います。
「そうか??じゃ、泊まっていくか!!」と私も一緒に泊まるかと思っている様子。

そのうち「私は用事があるので、ちょっと出掛けてくるからね。困ったことがあったら、ここの人(職員さん)が皆手伝ってくれるから安心よ♪」と言って、帰りました。
父はちょっと首を傾げている感じですが、特に反論もしません。
「なんか変だな?」と思ったかもしれませんが、子供の頃から色々と苦労人だった父。
子供の頃から親と離れて生活することや、兵隊に行った経験などから、「その場の環境に合わせるしかない」と、
観念していたのかもしません。

また、元々父とは別居で通い介護でしたから、「私が来て、私が居なくなる」のはいつもの生活の範囲内のこと。
不思議なことではなかったからかもしれません。

グループホームや特養入居の時も、ショートと全く同じ方法でした。

「楽しく歌ったり、おしゃべりする所に一緒に行こうね〜♪」と連れ出して、目的の場所について落ち着いてから「今日は泊まっていって下さいってだって!!」と伝え、「じゃ、私は帰るね〜」で帰りました。

決して事前に今日は何々ががあるなどと言う事はしませんでした。
早めに言うと疑問が湧いて不安にさせてしまうからです。
父の場合、直前の記憶もありませんから、急に言い出しても大丈夫だったし、早めに言うよりも却ってその方が父を不安にさせる時間が短く済みました。

なお、病院への連れ出し方もほぼ同じで、早めに言うと不安がるので当日も言いません。
支度をするときには「お出掛けするから」と言って支度をして、「どこへ?」と聞かれるので「○○へ」と病院の場所を言いました。
病院に向かう車の中で「今日は定期健診で簡単に看てもらうだけだから心配いらないよ」と伝えました。
定期健診と言えば大丈夫で、殆どその段階では拒否することはありませんでした。

嘘も方便で、父を不安にさせないためでした。
グループホームや特養入所の時も、父の場合はこれらの方法で上手く行きました。
皆様のところは如何だったでしょうか?


今日の花262262
雪柳」が日当たりの良い場所など、所によっては満開です。桜の木がある傍には、たいてい雪柳が植えられています。枝垂れた雪柳と桜とのバランスや色合いが合うからでしょうか?この写真の雪柳の傍は桜並木ですが、今日写真を撮った時はまだつぼみが固い感じでした。東京は今日(3/20)ソメイヨシノが開花したとニュースで伝えられました。

                                 
雪柳の道2                 雪柳アップ2

                   雪柳  クリックすると拡大します。

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タクさんの入所施設見学記 TB:0 CM:7 admin page top↑
グループホーム見学記・追記
2007 / 03 / 20 ( Tue ) 02:00:15

先日「タクさんのためのグループホーム見学記」を書きましたが、当時(4年位前)まだ見学したグループホームがありました。
ここは出来たてホヤホヤの施設をオープン前に友人と見学しました。
オープン前に友人は申し込みをして、その後すぐ母親が入居。
介護度が上がった現在も入居継続中です。


◆グループホームE
【施設概要】
タクさんが居た特養の社会福祉法人が運営。
タクさんの特養とは同じ市内だが、全く別の地域にある。
鉄筋4階?建てで、上階はケアハウス。
1階が1ユニット9名のグループホームと家族などが利用できる広い食堂兼ホール。
この法人のとても広い敷地内に様々な福祉施設があって、その一角になる。
建物の前には川に沿った桜の遊歩道があって、環境はとても良い。
広いオープンダイニング(IHヒーター設置)と食堂兼リビングは床暖房。
それを囲むように各居室があり、居室はフローリングでゆったり。
居室にはベッド、大きなクローゼットなど、最新の設備で至れり尽くせり。
トイレは共用。洗面は各居室ごとだったかな?
風呂は一般家庭と同じタイプ。
最新で至れり尽くせりの設備が良いとも限りません。
しかし、新しい施設で予算が可能なら、そうなるのは当然のことでしょう。

しかし、この当時、人件費採算の関係で夜勤者はおらず、夜の警備のための宿直のみ。
そのため要介護3程度までで、夜の心配がない人との限定があった。
そのため、タクさんは入居者対象に入らず、止む無く断念。
後に夜勤体制が出来て、多少介護度が上がっても対応出来るようになった。

【日常生活】
介護度が低めの方のホームなので、食事作り、洗濯など出来る人は行う方針。
建物ホールで定期的にボランティアの音楽やその他のイベントが多い。
特養が同じ敷地内のため、特養と合同のイベントも多い。
オープン前に見学しただけなので、あとはよく分かりません。
きめ細かい介護がなされていると、その後、聞いています。

【費用・アクセス・その他】
最新の設備でアクセスも悪くない場所。
なのに、費用が安く、当時月々の費用が12万位とのこと。
周辺のグループホームに比べて格段に安い。
入所金はありましたが、そんなに高くなかったはずです。
タクさんが居た特養の社会福祉法人は、費用負担になることは極力押さる方針の法人でした。


さて、このように5ヶ所のグループホームを見学をして慎重に選んで申し込んだにも関わらず、うかつにも、タクさんに合わないタイプのグループホームに入居させてしまうのです。
それらのことや、グループホームでの生活も今後書きたいと思います。


参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記


今日の花262262
満開の「白木蓮」を至るところで見かけます。大きな花の白い色がハッとする程目を引きます。赤紫色の木蓮よりも白色の方が早く咲き出すように思われます。似ているコブシの方は花が小型が多く、花びらが薄くて全開するところに違いがあります。


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タクさんの入所施設見学記 TB:0 CM:7 admin page top↑
タクさんのためのグループホーム見学記
2007 / 03 / 16 ( Fri ) 20:52:56

先日、「タクさんのための特養見学記」を書きましたが、この頃(今から4年位前)、特養よりは待機者が少なく入りやすいグループホーム探しも同時進行させていました。
あくまでも、特養の待機のための施設利用目的でした。
そして、後にその中の「A」と「B」に入居することになります。
見学した施設は我が家は車がないため、入居してからも私が自転車で行きやすい場所に絞りました。

◆グループホームA
【施設概要】
ここはタクさんが住む市の広報誌に
入居者募集(空き室)が載っていたので存在を知る。
隣接する社会福祉法人の病院が運営母体なので、病気や入院の場合に少しは安心。
この法人は他にも特養や長期療養施設なども運営。
鉄筋の建物の1階がグループホームとデイサービス。上階はケアハウス。
当時築1年位。1ニユットで9名。
部屋は6畳より少し広めのフローリングで洗面所付き。
ベッドやゆったりした椅子&テーブル、チェストが揃っておりまずまずだが、
食堂と廊下が狭い感じ。
家庭的な温かさや明るさは殆ど感じられなくて、会社の寮のような感じ。
廊下を挟んで両側に居室があるため廊下が暗い。
室内でもお散歩好き(徘徊のこと)のタクさんに、食堂と廊下の狭さが気になった。

【日常生活】
食事はケアハウスと共通の厨房で作ったものを食べる方式。
時々女性入居者は職員と一緒にお菓子作りなどもする。
デイへの参加もOKとのこと。入浴はデイと共用の広い一般浴。
施設長さん(女性、50代位)は気さくそうな方。
珍しく若い男性職員が妙に多いのが気になった。

【費用・アクセス・その他】
退所時に精算して返却されるが、入居金は50万円とちょっと高め。
月々の費用はこの辺では普通の20万円位。
グループホームとは言え、内容的に殆ど特養と同じ。
食事作りや家事が出来ないタクさんにとっては、その方が却って良かった。
一緒に見学した友人は切羽詰っていたので申し込み、私はその2番手に申し込む。
私の家から自転車で25分位。他に電車で行く方法もある。

◆グループホームB
【施設概要】
見学した施設の中で雰囲気、施設の構造やレイアウト、など申し分なかった。
鉄筋平屋建てで高い天井に吹き抜けがあって、伸び伸びと明るい。
周辺は住宅街だが、少し先には畑など。
当時開設1年目で有限会社組織。タクさんの市内にある。
高い天井に吹き抜けのある広いリビング兼食堂は、日中過ごすのに居心地良さそう。
そのリビングに面して各居室や共用トイレがある。
フローリングの広めの6畳の部屋にベッドと布団、広いクローゼットとカーテン有り。
洗面所は部屋になく浴室近くの共用洗面所。
入浴は一般家庭と同じ個人浴。

【日常生活】
施設長(女性、30代)さんのお話から、より良い介護を目指しているのが伝わる。
デイサービスを併設しており、デイへの参加が出来る。
急病などの対応は日勤の看護士が一人居るが、家族が病院に連れて行くのが原則。
食事は食事まかない兼家事専門(洗濯・掃除)の年配女性が専任。
オープンのキッチンは出入り自由で、
食事作りや家事に参加出来る女性入居者が何人か居て、配膳など楽しくやっている。
散歩を兼ねて食材の買い出しも皆で歩いて行く。
地域に開かれた施設という感じがあった。

【費用・アクセス・その他】
入居金は20万。退所時に精算して返却される。月々の費用は一般的な20万弱位。
介護保険が目指すグループホームの典型。
入居は地元の市民優先だが、状態により市民に関係なく可能。
よってタクさんは地元なので優先組。
上記のグループホームAと比較的近い場所。
私の家から自転車で20分位。他に電車で行く方法もある。
第一希望のホームだが、待機者がすでに2名位居たので、
最低1年以上待つ可能性があったが、申し込む。
申し込み時に本人との簡単な面接もあった。(自宅に訪問された)

◆グループホームC
【施設概要】
特養見学記に書いた特養Aと同じ社会福祉法人で、
特養から徒歩5〜6分の場所にある。
傍には公園や散策に良さそうな川があって環境は良い。
鉄筋3階建てで、元社員寮を改築した建物。
3ユニット27名。
共用トイレは狭く、自立者向き。
食堂兼リビングもごちゃついた感じだけが目につく。
居室には用意された物は何もないので、全て持ち込みになる。
居室は畳み敷きで狭く、畳での生活はタクさんには考えられなかったので、
この施設はパスしたい雰囲気。

【日常生活】
以前、男性入居者で乱暴な方が居て、女性入居者が怖がったことがあり、
あまり男性の入居は歓迎されない雰囲気。
当時、全員女性入居者で、和気あいあいと良い雰囲気。
施設長さんは(60代男性)で、ビルの管理人さんタイプで、きさくな方。
あまりその気がなかったので詳細は覚えていない。

【費用・アクセス・その他】
確か入居金はなかったような気が。月々の費用も一般的な20万弱位。
私が住む市内だが、我が家から自転車で20分位で、
他にはタクシーを利用するしか手段はなく不便。
殆ど乗り気ではなかったが、待機者が一人位?(記憶が曖昧)だったため申し込む。
7〜8ヶ月後に入居可能の知らせがあったがキャンセルする。

◆グループホームD
【施設概要】
私の住まいに隣接している市内にある。
木造2階建てで、よくある街のアパート風。2ユニット18名。
建設関係の会社が運営している株式会社。
東京、埼玉方面にグループホームやデイを続々とオープンさせている。
元々が建設会社という所はケア面はどうなのか少し心配だった。
各居室は畳が3帖とフローリングの和洋折衷型。
これはタクさんには合わない感じ。
家具類はないので全て持ち込み。

【日常生活】
食堂兼リビングの雑多な感じや雰囲気がタクさんに合いそうもなかった。
廊下なども狭く、全体的に伸び伸び感がなかった。
女性同士なら和気あいあいで、女性向きの施設という感じ。

【費用・アクセス・その他】
入居金は何十万か有り、月々の費用は一般的な価格だったような気が…。
自転車で我が家から15分位。他にバス利用が可能。
場所的には悪くなかったが、庶民的過ぎたのと、ごちゃつき感が気になり、申し込まず。

参照↓↓
タクさんのための特養見学記
施設入所の費用


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タクさんの入所施設見学記 TB:0 CM:6 admin page top↑
タクさんのための特養見学記
2007 / 03 / 11 ( Sun ) 02:22:51

今から4年位前、タクさんの入居のためにあれこれ施設見学をしました。
すでにこの頃、第一希望の特養(亡くなるまで2年半入居したユニットケアの特養)には申し込みを済ませていました。
第一希望の特養の待機期間に入所するための施設見学でした。
待機期間がどれだけかかるか分からないので、待つ間、在宅では限界状況にきていました。
幸いタクさんはショートなど環境の変化には何ら問題が起きない人でした。
自分が今どこに居るのかが、分かってないので父は環境の変化をモノともしませんでした(苦笑)
そのため、父を施設に預けることで、介護者の(私の弟の)心身負担を減らすことにしました。

◆特養A
私の住む市内ですが、ちょっと不便な場所にある。
市長の弟さんが理事で直接お話も伺った。
2階建ての家庭的な雰囲気の施設。
でも、4人部屋は狭く、施設は新しくても昔ながらの方式の老人ホームという雰囲気。
タクさんには合わない感じが…。
イマイチ乗り気になれず、ケアマネさんからのコメントもイマイチ。
申し込みせず。

◆特養B
私の住む隣接の市で、私の家から自転車で12〜3分。
大きな犬をロビーで飼っていたのが印象的。
タクさんは犬好きだったので良いかもしれないと。
雰囲気は昔ながらの特養タイプでイマイチだが、感じは悪くなかった。
相談員さんも親切。
ここは、待機期間が短かそうだったのと、感じが良かったので申し込む。
その後、タクさんが第一希望の特養に入った年に入所可能の連絡が来ました。
しかし、この特養は後に虐待で全国的に有名になってしまうのでした。

◆特養C
タクさんの住む同じ市内にあり、タクさん宅から自転車で7〜8分。
当時、開設1年程。
私はタクさんと市が違うので、この特養の開設を知るのが遅れてしまったのです。
一度だけタクさんはショートで利用。
日中過ごすオープンスペースは広々、伸び伸びで明るくて良い感じ。
個室、二人室、三人室、四人室と種類も多彩で施設全体が綺麗でゆったり感。
畑の真ん中にあるので敷地が広く、広々の中庭で十分散歩出来る。
職員さんの雰囲気も良く、新しいタイプの特養との感じを受けた。
居室に自宅の家具や愛用品の持ち込みは制限有り。(父の特養は制限なし)
タクさんの市は貧乏で有名な市で、特養が少なく、よってここの特養の待機者は物凄い数。
絶対に順番が来そうもない。でも、申し込みをした。
そして、未だに何の連絡も来ない(笑)

以上、特養は第一希望を除くと、3ヶ所を見学して2ヶ所に申し込みしました。

◆特養見学のポイント
日中、如何に本人らしく過ごせる施設であるかにポイントを置きました。
そして、出来れば明るくゆったりした雰囲気の施設を望みました。
お年寄りや職員さんの様子にも着目しました。
最初の頃は床の素材やトイレの構造など細部にも着目しました。
しかし、あまり細かいことに気を取られると、肝心の介護の質を見落としがちになります。
施設の設備などよりも、本人に合ったケアが行われるか?
それに関連したポイントを見るのが一番重要なことです。
そして、何かあった時は必ず家族の手が必要になりますし、家族が通いやすい場所にあることも重要です。

◆タクさんに合う施設かどうか?
特養A、Bの「昔ながらの老人ホームのよう」という表現は、四人部屋中心の集団ケアの施設のことです。
このケアは、認知症のタクさんには合いそうもなく、私自身受け入れられない気持ちでした。

特養A、B共に気になったことは、認知症のお年寄りはすることがなく、じっとしていられず廊下を行ったり来たりしています。
自操式車椅子の人ですらそうでした。
認知症の方がうろうろするのは当たり前のことですが、それに対して何もなされていない感じを受けました。
落ち着いて過ごせる場所がなく、きめ細かい介護がない感じを受けました。

日中過せる食堂は居室から廊下を通った離れた場所にあるため、そちらで過ごすお年寄りは滅多に居ません。
そのため、廊下を徘徊し、職員さんが居る事務室前に列を作って並び、職員さんに相手をしてもらって居るのでした。
よくある施設の構造でしたが、この構造では良いケアは出来ないと感じました。

◆タクさんが居た特養
すでにタクさんのユニットケア特養の施設構造上の特質、ケア方針を知っているため、私は他の特養に対して受け入れられない気持ちがありました。

父のユニットケアの特養は、個別の居室がリビングに面して配置され、居室に居ても目が届き、皆で過ごすリビングにもすぐ面していていました。
リビングは食堂も兼ね、ダイニングキッチンが有り、家庭的な配置と雰囲気でした。
浴室は各ユニットごとに一つずつあって、個別入浴。
家庭風呂と同じ浴室で、これはタクさん向きでした。
1ユニットは10名。1フロアに3ユニット有ります。

グループホームとほぼ同じ形式で、各人の個性に合わせた個別ケアを行っていました。
父が居た特養は敷地内に庭がない欠点はありますが、私が最初に惚れ込んだ通り(「認知症中期のタクさん その9」参照)、ほぼ満足の行く特養でした。

参照↓↓
シンポジウム「ユニットケアの明日を考える」

認知症中期のタクさん その9(介護保険利用のきっかけ)

タクさんの老健見学の頃
施設入所の費用

お薦め関連図書↓↓
「ユニットケアはいかにして創られてきたか」
中央法規出版 2006年6月刊 
ヤフーショッピング セブンアンドアイ


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タクさんの入所施設見学記 TB:1 CM:6 admin page top↑
施設入所の費用
2007 / 03 / 10 ( Sat ) 03:05:25

◆老健
イズさんが1年半入所していた老健では、入所時に入所金がかかりました。
退所時に戻って来るのですが、入所金は20万円掛かりました。
他の老健はどうなんでしょうか??

病院入院の時も、最初に預かり金として数万円必要です。
老健は老人保健法としての施設なので、入院と扱いが似ているのかもしれません。

また、入所月には「初期加算」が付くので、通常の月より少し費用が掛かります。
初期加算は老健だけでなく、特養やグループホームなど他の施設でも同じです。
入所者が不慣れなので、手が掛かるからということでしょう。
退所月にも「指導加算」が付きます。
退所後の生活指導料とのことですが、これはちょっと疑問です。

老健は一般的に月々の費用は特養よりやや高めの場合が多いです。
費用明細を見ると、項目ごとにわずかずつ特養より高いです。

月々の総費用は所得によって随分開きがあります。
これは特養の場合も同じです。
介護度による費用の差はそれほどのことではありません。
昨年、介護保険の改正以前では、それほど大きく差がなかったのですが…。
所得は三段階に分けられ、低い所得の段階では、国の負担があります。

所得や室料(個室か四人部屋か)、医療費などによって開きがありますが、
一般的な四人部屋で、月7万〜12万位です。

イズさんが居た老健の場合、
個室の室料は1日 5,250円(税込み) 30日で 157,500円。
二人室 1日 3,150円(税込み) 30日で 94,500円。

室料はその後、変更があったかもしれません。
室料だけでこれだけ掛かってしまいます。

要介護認定の更新などは、在宅同様に殆ど家族がするようになります。


◆特養
入所金はタクさんのユニットケアの特養では掛かりませんでした。
個室なのですが、特殊な作りで多くの部屋が四人部屋扱いの費用となっていました。
お陰で大変助かりました。
従来型四人部屋中心の特養なら、多分入所金はないと思います。

最近推進されているユニットケアの他の特養では、入所金が掛かる施設もあるかもしれません。
このような施設では、完全個室なので個室料金が掛かると思います。
室料は老健の室料を参考にされて下さい。

月々の費用は老健の項目で書いた通りです。
四人部屋で月6万〜12万円位でしょうか。
介護度による差はそれほど大きくないこと。
所得による費用負担の差に大きな幅があること。
高所得者は要介護度が低くても、月々の費用が掛かります。
三段階に所得が分けられ、低所得段階だと国の負担があること。
所得によっては申請すると行政から戻り金もあります。

これらの書類申請などは、たいてい特養側が全てやります。
要介護認定の更新手続きも特養が全て行ってくれます。
この点が老健とは異なります。

特養は「介護老人福祉施設」であり、老人福祉法に基く施設なので、生活の援助全般を行ってくれます
ですから、一人暮らしの方が入所されても困らないよう全てに援助があるのです。


◆グループホーム
入所金は20万円位から様々で、施設により違いがありますが、たいてい必要になります。
退所時に戻って来る場合が多いと思います。

月々の費用は介護度による基本的な差は多少ありますが、一般的な場合月13万〜20万円超は掛かると思います。
室料は勿論、光熱水費が掛かるところが特養、老健との違いです。


◆有料老人ホーム
入所金が最も掛かるのが特徴です。
施設により、50万〜1000万円超
と様々です。
仮に1年で退所すると、入所金は半分位しか返金されません。
入所初期の年数のうちに、入所金を大きく減価償却するシステムになっています。
入所金が多く掛かり、その分月々の費用は低価格で17万〜18万円位の施設もあります。

イズさんが今居る有料老人ホームのように、入所金ゼロの施設も最近はあります。
入所金がない代わり、部屋にベッドなど家具はないので個人で全て用意します。
月々の費用はイズさんのホームはグループホームと同じ位です。

月々の費用はグループホームと同程度の施設もあれば27〜28万円かかる施設などもあります。
所得による違いはありません。
個人の施設利用内容によって、月々に掛かる費用にも開きがあります。
 

◆病院入院
タクさんが誤嚥性肺炎で4週間入院した時は、点滴と飲み薬の治療だけで、食事もなしの日もありました。
しかし、病院指定のパジャマ代とその洗濯代など、色々掛かり、特養に居る時より費用はオーバーして約10万位掛かったように記憶しています。


他にも入所施設としてケアハウス、養護老人ホーム、などもありますが、それらは要支援以下の人が入所する施設なので、取り上げませんでした。
また、医療施設として長期療養病床などがありますが、これらの費用については詳しくないので書きませんでした。


<注>
老健、特養、グループホーム。有料老人ホーム共に、入所すると今までのケアマネさんからは離れることになります。
今後は施設のケアマネさんが付くことになります。


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タクさんの入所施設見学記 TB:1 CM:5 admin page top↑
タクさんの老健見学の頃
2007 / 03 / 08 ( Thu ) 01:34:21

以前書きましたが、タクさんはデイとショートで利用していた同じ法人の特養に早くから入所申し込みをしていて、そこが第一希望でした。

しかし、私と共に父の介護に当たっていた弟が心身共に疲れ果て、特養の順番が来るのが待ち遠しくなって来た頃、他の施設探しも始めました。
第一希望の特養に入るまで、待機期間を過せる場所としての施設でした。

まず、老健なら1ヶ月から数ヶ月待ち程度で入れるのでケアマネさんに勧められました。
でも、認知症に合わない気がしてあまり乗り気にはなりませんでしたが、見学だけはしました。
どこも我が家から自転車で行かれる近さです。
とにかく通って面倒を見るには近くなければ!!

◆老健A
イズさんが1年半入っていた老健。
近くに市内でも有名な救急の脳神経外科(入院可)が併設。
老健としての雰囲気は申し分なく良かった。
四人部屋中心だが、居室は広々伸び伸び。施設全体も明るく伸び伸び。
タクさん入居の特養に近いため、その特養待機で入所している人が多い。

◆老健B
私が先日面接を受けた老健。
タクさんが昨年誤嚥性肺炎で入院していた病院併設。
老健A程、伸び伸び感はなかったが、評判は良い。
イズさんの老健入所の申し込みの問合せを2度(期間を空けて)したが、いずれも満員で申し込みは受付られないと断られた。
そんなの有り??どこだって満員で、順番待ちするのが普通だから、申し込み受付ぐらいするのに。

◆老健C
タクさんが亡くなった救急病院併設。
ここは、イズさんの入所申し込みもしていた。
相談員さんも感じが良く、申し込み後の詳細連絡など良くやって下さった。
老健A程施設に広々感はないけれど、雰囲気は悪くない。

以上、3ヶ所を見学しました。
主に今から4年位前のことです。

どれも進行した認知症のタクさん向きには思えませんでした。
現在は変わったかもしれませんが、老健は認知症のフロアが、殺風景で病院みたい。
四人部屋中心というのも、タクさんにはダメかも?
人の物と自分の物の区別などがつかない状態で、他人と一緒の部屋だと人に迷惑をかけそうでしたから。
老健は重度の認知症は歓迎されない雰囲気がして、タクさんに合いそうもありませんでした。

結局、タクさんの場合は老健は見学だけで、申し込みはしませんでした。

老健は洗濯物は家族がするのを原則にしている施設が多いです。
施設によっては洗濯代を払って洗濯業者に出せるところもあります。

次回は、特養やグループホームの見学記を予定しています。

参照↓↓
老健「介護老人保健施設」とは?


今日の花262262
ネコヤナギ(猫柳)」も咲いていました。特徴がある銀色の毛のような花なので、子供の頃からいち早く存在を覚えました。猫のしっぽみたいなので、花とは思えず動物の一種のような気がするのは私だけでしょうか?


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