早朝ヘルパー利用でも起きられない父
2007 / 04 / 25 ( Wed ) 01:44:31

早朝ヘルパーさんを利用しても、父がまるっきり起きられない日がその後だんだん増えました。
携帯で連絡を受けたそんな時は、私は大急ぎで父の家に向かい、デイの送迎車に間に合わせるため、父の支度をしました。
たいてい父はすでに起きていて、濡れたパジャマで部屋をうろうろしていました。
父がなかなか起きられず、ヘルパーさんがまだおられる時間に数回私が行ったこともありました。

父が起きられず大急ぎで駆けつけた時は、心はあせっても笑顔笑顔で。
父を不安にさせないよう「これから出掛けるから服を着替えようね〜」と優しく言いながらも、着くやいなや真っ先に着替えさせました。

髭剃りはいつも前日の夕方に済ませていました。
朝食は前日にサンドイッチや菓子パン、いなり寿司や細巻き寿司、小さいおにぎりなど食べやすい物を用意していて、着替えながら頬張ってもらったこともありました。
今、思い出しても凄い状況でした。
徘徊探知機をお守りだと言ってポケットに入れて、いつもの飲み薬を飲ませ、前日に用意しておいたデイの持ち物を持って、さあデイに出発!!

何が何だか?の父でしたが、私のおだてに機嫌よく乗って、出かける支度をさせてくれました。
ただ、そんな時に限って、父は家を出る直前に時間が掛かる排便をしたいと言い出すことがよくありました。
そんな時は「今トイレ中で時間が掛かりそうです」とデイの送迎車に電話連絡をします。
たいてい排便はなく、時間だけが経つことが多いのですが…。
そのため、いつもの時間の送迎車には間に合わず、後の便の送迎車を用意してもらったこともしばししばでした。

マイカーがあれば送迎車の時間に無理に間に合わすこともなく、多少の遅れは関係なくデイに父を送ることが出来ましたが、父の認知症発症後、車は処分(古かったし)してしまったし、私はペーパードライバーだったため、送迎車に頼らざるを得ませんでした。

このような早朝ヘルパーさんの利用は、父が2度目のグループホーム入所になるまで約5ヶ月間続きました。

最初は夏でしたが寒い冬に向かい、父は益々朝なかなか起きられなくなっていました。
しかも、デイから帰るのも拒むようになり、すんなり帰らず特別の父専用の送迎車で帰ってくることもしばしば。
父に合っているデイでしたが、行ったり来たり時間に合わせて通うのも限界かな?と思うこともありました。
そんな頃、5ヶ月間の早朝ヘルパーさんとも終わりを告げる2度目のグループホーム入所となるのです。

早朝ヘルパーは割り増し時間帯でしたが、父の場合は<注>市から訪問ヘルパー利用費用の一部負担も受けていて(父の市だけかもしれませんが所得に応じて可能)、後からその費用の一部が戻る支援も受けていました。
これは日曜だけ通っていたNPOのデイのスタッフが教えて下さって(父と同じ市の方だったので)、私自身が市役所で手続きを取り、過去に遡って請求しました。
ケアマネさんは父とは別の市の方だったせいか、この件は詳しくなかったようでした。

早朝ヘルパーの費用は1日1時間、週5日利用で、月々4,000〜5,000円程度だったと記憶しています。
このヘルパー事業所は私や父が住む市や、その周辺に事業所の支部を多く抱えている結構古くからの事業所で、某病院系列でした。


<注>
訪問介護利用者負担額減額(訪問ヘルパー利用料を市が差額負担)

参照↓↓
タクさんが認知症になってからの介護手段


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早朝ヘルパーを利用してから
2007 / 04 / 23 ( Mon ) 13:10:02

2003年7月下旬、要介護4、体は元気で不自由はなかった認知症中期と言っても後期に限りなく近いタクさん、82歳。
デイに通うのに朝なかなか起きられなくなったタクさんを起こしてもらうために、朝6時半から7時半、早朝ヘルパーさんを利用することになりました。(前に6時から7時と書きましたが時間変更になりました)

以前にも書いたように、父と同居ならこのような利用の仕方は普通はないと思います。
通い介護だったために、私が朝早く父を起こしに行かなくて済むように、また、父と同居の弟が父を起こして世話をすることなく出勤出来るように配慮したヘルパー利用でした。

デイに通うようになってから、昼夜逆転もなく、夜8時頃にはベッドに入り、殆ど朝まで熟睡する父。
紙オムツから毎晩のように漏れがあってパジャマや使い捨てシーツ(紙オムツの素材で部分的に敷くシーツ)まで濡れるのですが、それでもよく眠っていました。
びしょ濡れになっても風邪を引くようなことはなかったので、父のために起こさないことを原則にしていました。

あとは、目が覚めたら居るヘルパーさんに、父がどんな反応を示すか?でした。

私が居ない時間の早朝ヘルパーさん利用で、初日は私もドキドキでしたが、父は初めてのヘルパーさんに拒否反応を示すことはなくスムーズでした。
二日目の別のヘルパーさんの時も大丈夫でした。
やはり思っていた通り、ショートやグループホームで他人に起こしてもらうことに慣れていたせいでしょう。

この頃、父は鏡を見ても自分の顔が分からず、私や他人の区別も顔だけでは分からないようでした。
接する様子で身近な私か、違う人かがなんとなく分かるようでした。
他人に起こしてもらうことに平気だったのは、人の区別がつかないこともあったと思います。

早朝ヘルパーさんに依頼したことは以下の3つだけでした。

1.朝6時半から7時半、デイに行くため父を起こすこと。
2.父の着替え。
3、私が前日に用意した朝食を父が食べる見守り。

何かあったらすぐ携帯に電話して下さいと伝えてあるので、私は家で朝のゴミ出しに出る時にも携帯を欠かさず持って出ました。

その後、父がなかなか起きられず、時々携帯にヘルパーさんから電話が来ることがありました。
ベッドで目を覚ましてヘルパーさんと会話をしているのですが、父の話が一方的に延々と続き、起き上がらないのです。
そんな時のコツをヘルパーさんに伝授しましたが、家族ではないので微妙な部分があり、父が会話を楽しんでも起きるまでに至らなかったようです。

父は認知症中期の後期でも、きっかけさえあれば色々とよく話しをする人でした。
それは、話し相手が私でなく他の人に対しても同じでした。

父の話は思考回路が絡まっているのですが、話し出すと同じような話しを続けて、「○○だから○○なんですよね〜」と、穏やかにいつまでも話す人でした。
こちらから話題を変えたり「ちょっと待ってね!」と言わないと、いつまでもどうどう巡りの父の話は続きました。
人から話しかけられる内容の理解は出来ない時もありましたが、それに関係なく父は勝手に色々話しました。
自分から発する言葉について、この頃の父に不自由さはあまりありませんでした。

父が起きない間、悪いと思ったヘルパーさんは、依頼していない部屋やトイレの掃除をして下さっていました。
お陰で父の部屋の傍の玄関周りなどは、ピカピカになりました。
また、父がスムーズに起きて時間が空いた時には、父が朝食をとっている間、依頼していない父の洗濯と洗濯物を外に干すこともして下さいました。
お二人共、よくやって下さるヘルパーさんでした。

ヘルパーさんで起きなかった日は、父はヘルパーさんが帰ったあと、一人で起きていたようでした。
ほっときゃ本人が気が向いた時に起きるものです。
でも、デイの時間が決まっていましたから、いつもそれだと困ってしまいます。

ヘルパーさんは毎回の業務記録書とは別に私が用意した記録ノートにも、毎回父の様子を私宛に書いて下さったので、私も毎回それに返信していました。
お忙しい時間なので、変わったことがあった時だけで良いと用意した記録ノートでしたが、丁寧に殆ど毎回書いて下さいました。


参照↓↓
早朝ヘルパー利用を決める


今日の花262262
冬はすっかり枯れてしまう宿根草ですが、薄紫色の「オダマキ」が咲いているのをよく見かけ春を感じます。最近は赤や黄色のカラフルでより一層変わった形の「西洋オダマキ」がありますが、昔からある薄紫色のオダマキが私は一番好きです。なんとなくキキョウにも似た風情で日本情緒を感じる花だと思います。


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早朝ヘルパー利用を決める
2007 / 04 / 15 ( Sun ) 22:51:35

何年も前のことを思い出して書くのはパワーが入ります。
最近は初めて介護職に就いたばかりの緊張の日々なので、何年も前のことを書くには益々パワーが要ります。

先日も書いたように、タクさんは2003年7月に最初のグループホームを退去して、それまでと同様に在宅でデイとショート中心の生活に戻りました。
この頃から、父は熟睡のため、朝なかなか起きられなくなりました。

朝は同居の弟が早朝出勤前に父を起こし、紙パンツから漏れてびしょ濡れになった父を着替えをさせて(デイに出る服に着替える)出勤しました。
弟の出勤時間は早く、父を起こすのも朝5時前。
出勤前の慌しい時間に父を起こし着替えをさせるのは大変なこと。
しかも、父はデイに出るまで時間はたっぷりあって、そんなに早く起きる必要はない訳です。
家族が同居だったら、父のデイに出る時間に合わせて起こせば良いことなのですが…。

そんな訳で、弟が父の世話をせずに出勤出来るように。
そして、父もゆっくり起きて、デイに間に合うように。
ということから、弟の出勤後、父を起こすために早朝にヘルパーさんに来てもらうことにしました。
そうでないと、家庭がある私が早朝6時頃、父の元に行かねばならず、これは相当キツイことです。

依頼したことは…。
早朝6時から7時の1時間。
父を起こすこと。
父の着替え。
私が前日に用意した朝食を父が食べる見守り。
それ以外のことは依頼しませんでした。

弟が出勤した後、鍵を掛けた父しかいない家に入ってもらうため、鍵をヘルパーさんに預けることになります。
オートロックのマンションなので、集合玄関と自宅の玄関と2種類の鍵が必要でした。
早朝なので、マンションの管理員さんもいらっしゃらない時間帯です。

この条件を受け入れられるヘルパー事業所は殆どありませんでした。
早朝の時間帯に訪問ヘルパーをやっている事業所があまりない。
鍵を預けられる事業所は通常はない。(普通は鍵の受け取りは禁止)

しかし、ケアマネさんが探して下さって1ヶ所だけ見つかりました。

二人のヘルパーさんと、ヘルパー事業所のコーディネイターの方、ケアマネさんと私そして父との6人で、父のマンションで面接を兼ねた打合せをしました。
父の行動や習慣の特徴なども伝えました。
上手く行かない場合は、いつでも私の携帯に電話してもらうこととしました。

そして、
二人のヘルパーさんに交代で週5日(月〜金)に来て頂くことになりました。

私はお陰で今まで通り、早朝のヘルパーさんが帰った後の朝8時過ぎに父のマンションへ行くことで済みます。

父には初めての訪問ヘルパーさん。
しかも私が居なくて、父とヘルパーさんだけの家の中。
目が覚めたら知らない人が居て父は驚くかな?
どういう反応を示すだろうか?
上手く行くだろうか??
多分、どうってこともなくすんなり行くだろうと思いつつ…。


今日の花262262
街路樹の白い「ハナミズキ(花水木)」が咲き始め、街が明るく感じます。ピンクの花も綺麗です。暖冬だったせいか、例年より少し早い咲きだしに思えます。秋に真っ赤に色付いた葉や赤い実が生っていたのが、つい先日のことのよう。


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