われら人生六十から
2007 / 02 / 20 ( Tue ) 01:56:44

昨日、今日(日・月)と色々ありました。
何でこう急に一度に色々と押し寄せてくるんでしょう。
それでも、遣り甲斐がある日だったな〜♪と思える日だったのです。
それなのに、一日の最後が良くなかった。

というけで、私の心の中は穏やかではありません。
が、これだけ書いてほんの少しは晴れました。

さて、気分を変えて「替え歌シリーズ」の第二弾と参ります!!
これもデイで歌われている歌だそうです。
ヘルパーをやっている私の友人に、題材提供を感謝いたします。

     ***     ***     ***     ***

◆われら人生六十から
    文部省唱歌「汽車」(♪〜今は山中 今は浜〜♪)の替え歌

 1.われら 人生 六十から 心も 体も 元気にて
   七十で 迎えに 来たならば ただいま お留守と いいましょう

 2.われら 人生 六十から いつも ニコニコ ほがらかに
   八十で 迎えに 来たならば まだまだ 早いと いいましょう

 3.われら 人生 六十から 何も 不足は いいません
   九十で 迎えに 来たならば そんなに せくなと いいましょう

 4.われら 人生 六十から いつも 感謝で 暮らします
   百で 迎えに 来たならば ころ見て 行くよと いいましょう

     ***     ***     ***     ***

ご好評につき、「ボケない小唄」の5・6番も掲載します

◆ボケない小唄 (お座敷小唄の替え歌)

 5.風邪を引かずに よく食べて 足・腰鍛えて 早寝して
   頭使って お洒落して 根性持たなきゃ ボケますよ

 6.年を取っても 白髪でも 皺が増えても 若い人
   恋を忘れた ヤボな人 色気出さなきゃ ボケますよ

      ***     ***     ***     ***

う〜ん!こういう歌は書いているだけでも、歌ったのと同じ効果が有りますね!!
歌えばもっと良いのでしょうけど、夜中だからちょっと出来ません。
でも、さっきまでイヤ〜な気分だったのですが、吹っ飛んでしまいましたよ〜♪
むしゃくしゃした時に歌うのにも良し!!
介護疲れにも良し!!
ストレス解消にもよし!!
バカバカしいと思いながらも、歌ってみましょう〜♪

で、あとで気付いたのですが、この二つの歌は、
メロディーを入れ替えても歌えます。
「われら人生六十から」を「お座敷小唄」のメロディーでも良し。
「ボケない小唄」を「汽車」で歌っても良し!!
お好みで歌ってみて下さい♪

ところで、「われら人生六十から」の歌詞は、
靖国神社で売っていた日本手ぬぐいに、これと殆ど同じ詩が書かれていました。
「これは良い!」と思って買い、特養のタクさんの部屋の壁に貼りました。
タクさんに指差しながら読んで聞かせると、
分かったのか?それとも、いい加減に返事したのか?
「うん、いいね〜♪」と言っておりましたので、一応好評だったのかと(笑)
3年位前のことで、そのまま亡くなるまでずっと貼りっぱなしにしておりました。

余談ですが、2月19日(月)はタクさんの誕生日。
あと4ヶ月生きていれば、86歳の誕生日を迎えるはずでした。



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ボケない小唄
2007 / 02 / 18 ( Sun ) 21:56:09

今日も色々ありました。
ちょっと頭を整理してから書こうと思います。
その前に…。
先日ヘルパーをやっている友人から、
デイサービスで歌われている「ボケない小唄」の歌詞を教えて頂きました。
それをご紹介します。
これ、まだボケてないイズさんのことを歌ってるようで、身に迫ります(苦笑)


◆ボケない小唄 (お座敷小唄の替え歌)

  <注>お座敷小唄
      ♪〜富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も〜♪
      昭和30年代にマヒナスターズが歌っていました

1.何もしないで ぼんやりと テレビばかりを 見ていると
  呑気なようでも 年をとり 10年早く ボケますよ

2.仲間はずれで ただ一人 何もやること ない人は
  夢も希望も 逃げて行き 年も取らずに ボケますよ

3.酒も煙草も のまないで 唄も踊りも やらないで
  人のアラなど 探す人 人の3倍 ボケますよ

4.ゴルフ カラオケ ゲートボール 趣味のない人 味もない
  異性に関心 持たぬ人 友達ない人 ボケますよ


こんな調子で6番までありました。
デイのボケてないお年寄りが声を揃えてこの歌を歌うのでしょうか??
ちょっと怖い気がします(苦笑)
イズさんだったら歌いたくないだろうな〜。


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私は今日まで生きてきました
2007 / 02 / 07 ( Wed ) 02:15:21

一昨日の日曜日、イズさんがいる有料老人ホームへ行ってきました。

その日もまた、イズさんはベッドで寝ていました。
まったくよく寝てるな〜病気でもないのに。
軽く眠っていたようでしたので、声を掛けるとすぐ目覚めて、
「どうしたの?何で来たの?」と、前回と同じことをイズさんは言いました。

いつものように、洗濯をしようとすると、
「いいんだったてば!!」と、ムキになって怒るイズさん。
洗濯、洗濯物の整理、トイレ掃除、部屋の掃除。
私はこれらをすることと、
イズさんのお相手をしに来ているんですから、怒ることないのに…。

ふむ…だったら、もう行くのよそうかな〜♪

じいさんは素直でない。
じいさんは可愛くない。
   (前日のブログ参照)

で、今日は生き甲斐について語り合いました。
でも、イズさんとそういう話しをしても無駄だんだな〜これが。
イズさんとそういう話しをすると、あらぬ方向に話がそれてしまうんだな〜。
なので、仕方なく、私自身の生き甲斐や生活観を話したんです。

イズさんには未来はどうでもいいのだ。
イズさんはただ何となく、毎日過ごしているのが好きらしい。
生き甲斐とか、目標とか、希望は何もないらしい。
そんなこと考えるのも面倒らしい。

イズさんは火事になったら、どう避難するのがいいか考えているらしい。
そんな自分がバカバカしいと思うらしい。
でも、そんなことしか考えられないらしい。

TVで観た元気な百歳の話とか、年取っても頑張っている人の話とかしたけど、
そんなことイズさんには関係ないらしい。

人の真似はしたくないらしい。
イズさんは我が道を行く!ただあてもなく。

無理はしたくないそうだ。
こうして、過ごしていれば、そのうちお迎えが来るから、「それまでのこと」だそうだ。
せっかく、長生きしても、認知症でもないのに、こんなんでいいのかな〜。
せっかく神様から貰った命なのに、余命が勿体ないな〜。

でも、じいさんにはじいさんの、何十年もの生き方がある。
それは、ばあさんの生き方とは大分違う。
じいさんは、それを少しは分かって欲しいと思う。
   (前日のブログ参照)

そうか、何十年も仕事をしてきて、結構な年金を貰って、
でも、その年金を使うのは勿体なくて使えない。
家事はする気がないし、趣味も年取ったから、もうしない。
体を動かすのも面倒だし、病気になるのは嫌だけど、
病気のことを知るのも面倒らしい。

これって、無我の極地??
違うんじゃない??

で、これじゃ埒が明かないと思ったので、いつものようにカラオケをすることにしました。

「じゃ行こう!!」と、やっとベッドから出たイズさん。
何と!ジャージのズボンを後ろ前に履いていました!!
「チャックがお尻についてるよ〜♪履き直した方がいいよ〜」
ベッドに腰掛けて履き直すのを見ていると、また後ろ前になったのでした。


<追記>
吉田拓郎の「ともだち」(1970年頃発売、現在廃盤らしい)というライヴアルバムに、
もう寝ます」という曲があります。
ちょっとコミカルな軽快な曲で、歌詞が今のイズさんを表現しているようです。
当時、世にはびこった無気力な若者を歌った歌です。
全部掲載すると著作権に触れるので、一部載せてみます。

「もう寝ます」 作詞・作曲 吉田拓郎

起きてても 何にもいいことないみたい
待ってても 誰もたずねてこないから
目をあけて いるのもなんだか疲れるし
本を読む そんな気持ちもおきないし
   (中略)
散歩する 気持ちもぜんぜんおこらない
街へ出て フラフラするよな元気もない
   (中略)
友だちに 手紙を書く気もおこらない
だからとて 洗たくなんぞはまっぴらだ
そうなると 掃除も当然やる気なし
ようするに 早い話がこんな時
ようするに だまって寝ましょう こんな時
アーメン

他にも吉田拓郎の「青春の詩」は、当時替え歌で
吉田拓郎自身が「老人の詩」(アルバム「ともだち」に収録)としても歌っていました。
これは老人の実態として、ズバリ笑えます。
昨日のブログ「じいさんと、ばあさん介護の違い」の「じいさんの立場」は、
私が「老人の詩」を無意識に思い出して書いていたのかもしれません。
また、♪〜私は今日まで生きてきました〜♪の「今日までそして明日から」なども、
今聴くと老人を歌ったものにも思えてきました。

一部試聴も出来るオフィシャルサイトはこちら↓↓
   吉田拓郎 オフィシャルウェブサイト
   
http://www.forlife.co.jp/yoshidatakuro/



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じいさんと、ばあさん介護の違い
2007 / 02 / 06 ( Tue ) 02:20:22

世間では、ばあさんを介護する例が圧倒的に多いです。
なぜなら、ばあさんの方が一般的に長生きだから。
ある年齢以上のじいさん、ばあさんの比率は、
ばあさんが圧倒的に多いと思います。

そのためでしょう。
老後は、ばあさんのためにある、みたいな実態と化しています。

NHKの認知症介護の実例を取り上げるのを見ても、ばあさんばかり。
デイに行っても、ショートに行っても、ばあさんが圧倒的。
特養も老健も、グループホームも、有料老人ホームも、
どこに行っても圧倒的に、ばあさんが多い。
家族会に行っても、ばあさんを介護している人が圧倒的。

ブログを見ても認知症の場合は圧倒的に、ばあさん、または女性を介護するブログです。
そして、介護者は家族介護でも介護職でも、女性介護者が圧倒的です。

私はそういう様々な例を見て、そして自分自身も二人の父を介護して、
じいさんを介護するのと、ばあさんを介護するのとでは違いがあると感じました。

正直言って、じいさんは、ばあさんに比べると嫌われ者です。
だって、私も、母親介護ならまだ良かったのに、
なんで、父親を介護しなきゃならないの?!と最初思いましたから。

それどころか、じいさん二人を介護することになってしまった。
世間一般に好かれない、じいさんの介護。

じいさん介護が好かれないのはなぜか??
特に認知症の場合、それは顕著です。
以下は、特に認知症の場合だと思って読んで下さい。

     ***     ***     ***     ***     ***

◆じいさんの立場

じいさんは頑固。
じいさんは可愛くない。
いえ、家族にとっては可愛いかもしれない(笑)

じいさんは孤独だ。
じいさんにはデイに行っても、誰も近づいてくれない。
だって、デイに来る人は、ばあさんが圧倒的だから。
ばあさん達は、ばあさん達同士でおしゃべりしている。
それで足りている。
じいさんが話の輪に加わっても邪魔だ。
じいさんには、近づきにくくてばあさんは傍に寄って来ない。
だって、気難しそうだもの。

じいさんには、じいさんも近づいて来ない。
じいさんはお互いに一国の主(あるじ)だから。
人の領域を犯そうとはしない。
仲良しの認知症のじいさん同士が、
お茶を飲んでしゃべっていることは、まずない。

じいさんは、デイやショートで別におしゃべりしたいとは思わない。
じいさんはレクリェーションや行事も楽しくない。
特にそんなことを楽しもうとも思わない。
女、子供が喜ぶようなことを、じいさんはしたくない。
じいさんには、じいさんのプライドがあるのだ。

じいさんは威張りたがる。
じいさんは怒鳴りたがる。
そんな時のじいさんの声は太くて怖い。
だから、じいさんは嫌われやすい。

でも、じいさんにはじいさんの、何十年もの生き方がある。
それは、ばあさんの生き方とは大分違う。
じいさんは、それを少しは分かって欲しいと思う。
でも、介護者の多くは女性だ。
女に、じいさんの気持ちが分かってたまるか?!と、じいさんは思う。
介護者が同性であっても、世代が違うので分かってもらえない。
分かるわけもないから、じいさんはとっくに諦めている。

じいさんは、自分の気持ちを素直に表現出来ない。
ばあさんばかりの中で、素直になんかなれない。
女性介護者にも、素直になんか、なってやるもかんか!と思う。
男はそうやすやすと本音は言わないものだ。

だって、じいさんは、人生は孤独との戦いだと思っているから。
男の道はそんなものだと、じいさんは思う。
戦争にも行ってきた。
一家の大黒柱だった。
男の道を、やすやすと分かってたまるか!

だから、じいさんは頑固で取っ付きにくいと思われてしまう。
可愛くないと思われてしまう。

じいさんは、ばあさんを介護するのと同じに扱われては嫌だと思っている。
男のプライドがあるから。

それなのに、世間では、じいさんを介護するのも、
ばあさんを介護するのも、同じと考えている。
だから、実例を挙げて紹介するのも、ばあさんのことばかり。

じいさんは、ふと思う。
これって、介護の差別ではないかと。
性差による介護の区別は必要ではないかと。
男女は平等ではないのだ。
違いがあるのに一緒にされてたまるか!と、じいさんは思う。

じいさんは、もっと、じいさんが要介護状態になっても、
暮らしやすい介護を考えて欲しいと思う。
じいさんは、ばあさんとは、違うんだ!と、
大きな咳払いと共につぶやいた。

<注>
もちろん、そうじゃないじいさんも居ます。


今日の花262262
暖冬のため、今年は早くから咲きだした「」のたよりがあちこちから聞かれています。我が家の周辺でも満開です。梅は「サクラ属」であり「薔薇科」なのです。ちょっと意外です。梅についてのミニ知識は「
こちら」で。


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