とうとう特養入所
2007 / 05 / 31 ( Thu ) 21:29:13

2004年3月9日の夜に特養からの電話で、入所の知らせは突然訪れました。
知らせを聞いた時、嬉しいような悲しいような気持ちでした。

グループホームBで父はまだ2ヶ月しか生活しておらず、これからという時。
特養入所はまだ先のことだと思っていました。
申し込んで約2年。父の場合は予想以上に早かったと思います。

父が居たユニット型の特養は定員70名。
うちショートステイ枠が20名。
よって、居住者は50名。うち地元市民は30名位。
地元市以外の行政枠が20名位。

父は特養がある市の隣接市の居住者で、その市の指定人数枠が確か10名。
その10名に約60名近くの待機者が居ると聞きました。
地元市の居住者は人数枠が30名と多いので、待機者は更に多く、全体では何百人にもなっているようです。

順番待ちには、申し込み順もさることながら、要介護度、要介護状態や生活実態による順番の繰上げなど諸々があって、更に特養でお亡くなりになった方、または長期入院になった方などがおられないと順番が来ません。
山坂乗り越えて順番がやってきました。
特養入所基準等については「特養に早く入居するコツ」に以前書きました。

知らせがあってから10日後の2004年3月19日、父はグループホームBから荷物を持って、タクシーで直接特養に入所しました。
よくやって下さったグループホームBに別れを告げるのも寂しかったです。

早春で、お天気が良い暖かいでした。
デイ、ショートステイ、などで何年もお世話になった施設でしたから、「ただいま!!」という感じでした。
デイを辞めてグループホームに入る時も、施設の職員さん方に「また戻ってきますからね〜!!」と挨拶をしたのです。
そして、本当にわずか2ヶ月で戻ってきました。
「お帰りなさい!!」と職員さんがお迎えして下さいました。
特養入所と言っても、私としては馴染みのある場での安心感ある施設入所でした。

父は何が何だか分からない人でしたから、「前に行った事がある所へ行くよ〜」と話し、抵抗なく一緒にグループホームから特養に来ました。
「ここは前にも来たような気がするな〜♪」と父。
どこへ行ってもそう語る父でした。
デイに通っていた頃、自宅に戻ってきた時も同じ事を言っていました。

認知症発症11年、通い介護10年、83歳のことでした。
こうして、父は亡くなるまでこの特養で暮らすことになったのです。
でも、それは待機期間とほぼ同じ2年半程度でした。

<注>
父のように特養に入る直前にグループホームに入所していても、グループホームの場合は「在宅」扱いになります。また、特養以外の施設、たとえば老健などに入所していても、特養に入る順番はそれなりに考慮されますので、在宅でなく他の施設に居るから特養に入れないということはありません。


参照↓↓
特養に早く入居するコツ

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特養でのタクさん【認知症末期】 TB:0 CM:9 admin page top↑
グループホームで誕生日
2007 / 05 / 27 ( Sun ) 20:37:30

2004年2月、グループホームBで父は83歳の誕生日を迎え、ホームの皆さんによる手作りケーキを囲んで誕生会をして頂きました。
たった2ヶ月しか入居しなかったけれど、父は誕生日を迎えたのです。
私はと言うと、父の誕生日はヘルパー講習が丸一日あったので、父の元へ行くことが出来ませんでした。

前日に父と病院(泌尿器科の定期健診)へ行き、その帰りに父と駅ビルをブラブラしたり、ケーキを食べに喫茶店に入ったり、在宅の頃父とよくしていたような一日を過ごしました。
グループホームに戻ってからも、いつもの在宅時代のように私が散髪や髭剃りもして、翌日の誕生日に行けない分、充実した一日を過ごしました。

父がいつも通っていたデイでは、月ごとにまとめた誕生日会はやっていたようでしたが、個人個人でその日に祝ってもらったことはありません。
恐らく、こういう形での誕生会は父にとって最初で最後のことでした。
少人数の施設だから出来る良い面ですね。
後に特養に入りますが、お祝いプレゼントはありましたが、個人個人、その日に誕生会をして皆で祝う形は取りませんでしたので。
父が83歳を迎えた誕生日は、グループホームの皆さんに父だけのために祝って頂き、後に写真でその様子を知ることが出来て、とても思い出に残ることでした。

父がちょっとむくれた顔をしているスナップ写真がありました。
職員さんの説明によると、最初、その場の状況を何だか理解出来なくて父が怒っていたようでした。
あるある、そういうの…(笑)

「何だって?誰が誕生日なんだ??俺が誕生日??そんなの誰が決めた?!俺はそんなの知らんぞ!!」

多分、そんなことを言っていたのではないでしょうか?(笑)
せっかくの誕生日で長生きしているのにね〜(笑)
むくれたその後、笑顔になった写真もありました。
ちょっと時間が経てば、さっき怒っていたことは、ケロッと忘れてくれる父ですから助かります(笑)

こうして、心尽くしのケーキやプレゼントで誕生日を祝って頂いて、元気な83歳を迎えた3年前のことでした。
その後、急に父は体が衰え、85歳までしか誕生日を迎えられなくなるとは、この頃は予想も出来ない程、とても元気でした。

元気な証拠に、特養入所が決まり、あと数日で特養に移るという晩、1時間ほど徘徊し、近所の玄関先で座り込んでいるのを発見されるという一幕もありました。
夜だったので知らせを受けた時、心配して私も探しに行こうと思っていた程でした。

体は丈夫で風邪もあまり引かず、健脚な父でしたが、認知力は相当進んでいる要介護4、元気だけが取り得。
「いつも父が足手まといになって申し訳ありません」と職員さんに話すと、
「ウチでは足でまといになるような人は一人も居ません」とキッパリおっしゃった若い男性職員さん。
このグループホームで良かったな〜とつくづく思いました。


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グループホームBでの父の生活
2007 / 05 / 24 ( Thu ) 19:38:26

父タクさんは特養に入る直前の2004年1/10〜3/19までの約2ヶ月間、グループホームBで生活しました。
この時期に私はヘルパー2級の講習に通いだしたので、父の元へはアルバイトをしながら週2回位の割合で通っていました。
同じ時期、イズさんの入院などもあって慌しい日々でした。

最初のグループホームAの時は、行くたびに父と近くのショッピングセンターまで散歩しましたが、グループホームBではリビングで父と話しをする程度でした。
このホームではほぼ毎日、食材の買物を兼ねて片道20分程の道を皆で歩いていくことが日常となっていたので、敢えて父と散歩に出ることはしませんでした。

父は同じフロアにあるデイサービスに参加したり、広く明るいリビングでゆったりと生活していました。
私が行くと、父はいつも穏やかな表情でリビングの椅子に座っていました。

一般職員とは別に、少し年配の「おばちゃん」という感じの家事専業職の方が居て、一緒に手伝える入居者の女性(殆ど認知症に見えない)が1〜2名いらっしゃいました。
こんなに何ともないように見える方でも、高い費用を出してグループホームに入っているのだな〜と思いました。

父は家事など勿論何も出来ないので、皆の様子を眺めているだけ。
他の入居者も父と同様な方が殆どで、椅子に座って独り言を言ったり、それぞれ気ままに過ごしていました。

「あの人の声は変な声でうるさいな〜」などと、父は家事専業職の方のことを言っていました。
ちょっと大きな声の元気な方だったので、静かな環境が好きな父にはうるさい声に思えたのでしょう。
でも、まだこの頃の父はそうした周囲のことに、まだ目をやることが出来ました。

日々の様子のスナップ写真がいつも廊下に沢山飾られていました。
梅を見に、お弁当を持って近くの農家の梅園に出かけた写真などでは、父が意外にも車椅子に乗った方を押して歩いている写真がありました。
重箱のお弁当を手に持って食べながら歓談している写真など、私が知らない日頃の父を見る事が出来ました。
中にはVサインをしてニッコリした父の写真も。
Vサインを教えて貰ったのでしょう。家ではしたことがありませんでした。

私がホームへ行くと、入居者の女性が、
「お父さん、娘さんが来ると(表情が)違うね〜♪しまいっこなの?」と。
「いえいえ、長女なんです」
「お父さん、とっても可愛がっているみたいね♪」と。

そう見えるのかな〜?ちょっと嬉しいかも?(笑)
昔は私のことを厳しく怒ったりしていた父でしたが…。

私が父の肩を叩きながら、
「チャンチャカチャン♪チャンチャカチャン♪チャンチャカチャのスッチョンチョン♪」と、
三・三・七拍子のいつものリズムを口ずさむと、父はそれに合わせて肩を上げ下げしておどけた顔をしました。
家に居た時にいつもやっていた楽しいお遊びです。

私と一緒でないと、父はこんなことはしないので、入居者の方々はそれを見てビックリ、そしてちょっとウケていました。

多分、大多数の女性入居者の中で父は、黙っていると怖そうに見えて近寄りがたい存在だったと思います。
男性入居者はどの施設に行っても少数です。
父自身は女性入居者に対して区別していなかったと思いますが、女性入居者から見ると父は男性なので馴染みにくい存在です。
この「チャンチャカチャン♪」で、少しは父のことを怖い人でないと分かって貰えたら良いな〜と思いました。


参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記

グループホーム見学記・追記
施設入所の費用
グループホームでのタクさん【認知症中期】


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グループホームでのタクさん【認知症中期】 TB:0 CM:6 admin page top↑
「バトン」を受けました
2007 / 05 / 22 ( Tue ) 19:55:39

momiji1021さんから「バトン」を受けました。
私はこんな人なんだと、少しは分かるでしょうか??

Q1:起きてまず始めにするコトは?
二つの目覚まし時計と携帯の目覚ましを止めること。

Q2:コレだけは欠かせない日常的なコトは?
インスタントコーヒーを何杯も飲むこと。

Q3:好きな食べ物を3つ挙げて下さい。
豆大福、道明寺、納豆。

Q4:嫌いな食べ物を3つ挙げて下さい。
羊羹、柿、細うどん。

Q5:アナタが踏まれたくない地雷は?
??

Q6:ココ1週間で嬉しかった出来事は?
「仕事、慣れてきたね〜」と職場の先輩にニコニコ言われたこと。

Q7:ココ1週間で悲しかった出来事は?
また仕事上でミスして報告書を書いたこと。

Q8:今、使っているシャンプー&リンスは?
ロレアル・エレセーブ・ダメージケア・シャンプーとコンディショナー。
 
Q9:お風呂で体を洗う時どこから洗うタイプですか?
首から。

Q10:あなたにとって恋愛とは?
人生の楽しみの一つ。

Q11:恋愛で手のひらで転がるタイプ?転がすタイプ?
転がるタイプかな?

Q12:アナタの長所は?
協調性。

Q13:アナタの短所は?
いっぱい有り過ぎ。

Q14:アナタを動物に例えるなら?
考えてみたこともないです。

Q15:アナタのウィークポイントは?
いっぱい有り過ぎ。

Q16:寝る前に必ずするコトは?
目覚まし時計をセットすること。

Q17:リラックス&ストレス発散にするコトは?
ガーデニング、サイクリング、おしゃべりすること、お出掛け、飲み会。

Q18:四季で1番好きな季節は?
初夏。

Q19:好きな香水・思い出の香水・毎日つける香水は?
香水はつけません。

Q20:このバトンをまわす人。5人!!
考え中。さて、お次は??


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父の叫び
2007 / 05 / 20 ( Sun ) 12:09:03

父が居たグループホームのことを書いているところですが、少し違う話題を…。

昨年10月末に父タクさんは亡くなりましたが、亡くなる年、父が衰えて行く中で叫んでいた忘れられない言葉があります。
このブログを始める少し前のことだったと思います。

2006年夏の初め頃、多分6月頃のことです。
夕食介助に1日置きに父の特養に通っていました。
この頃の父は飲み込みが悪く、食べ物がいつまでも口の中に残り、もぐもぐしてもなかなか飲み込めないでいました。
飲み込みたくても出来なかったようで、食事に大変時間がかかりました。
全部食べ終えるのに、2時間近くかかることも多かった頃です。
この頃、食事はとろみつきのきざみ食になっていました。
歯の状態も大変悪かった頃でした。

自分でスプーンですくって食べることも何とか出来ましたが、上手くすくえず、また、口に上手く運べずこぼしてしまうことが多く、私がすくって口に運ばないと食事が進みませんでした。
人に食べさせてもらうことを嫌う父でした。
体重は益々減り続けて30キロ台でした。
体力がなくなり、以前のように歩き回ることが少なくなっていました。

「ゴックンしてね。ゴックン出来ないの?」
「うん」と頷く父。
すると父は小さい声でしたが、父としては声を振り絞って大きな声で叫んだつもりだったのでしょう。

「○○(自分の名前)という人間はな〜!今はこんなんだけれど、本当は凄い奴だったんだぞーー!!」

周りの皆に訴えるように、周囲を見渡しながら言いました。
いつもより大きな声でしたが、それでも小さい声だったので、残念ながら、誰も気づきませんでした。

食べることが上手く出来なくなって、飲み込むことすら上手く出来ない。
認知症末期で、思うように自分を表現出来なくなった父でしたが、父は叫んでいました。
父の悔しさがひしひしと分かり、涙が出そうになりました。

この頃の父は意思疎通がある話しではあまりなかったけれど、私が話しかけると色々取り止めのない話を延々とすることが出来ました。
それらの会話の一部は過去のブログにも書きました。
でも、この父の叫びは、ブログ開始以前のことだったので、まだ書いていなかったと思います。
残しておきたい父の言葉です。
認知症発症13年、特養に入居して約2年、要介護4、85歳のことでした。

何かあったら父は持たないと感じて、私は頻繁に父の特養に通っていた頃で、誤嚥性肺炎を起こす以前のことでした。
その後、父がこんな風に主張して叫んだのは見たことがありません。



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タクさん語録【認知症初期〜末期】 TB:0 CM:10 admin page top↑
グループホームBに入居して
2007 / 05 / 17 ( Thu ) 20:07:41

いよいよ父タクさんが本命のグループホームBに入居です。
タクシーを呼んで荷物を持ってグループホームBに向かいました。
父の家から車で10分位の所です。

父には、デイやショートの時と同じように、楽しく歌ったりおしゃべりしたりする所に一緒に行こうと話しました。
デイやショートに連れて行くとき、いつもそれで父の場合は大丈夫でした。
最初の頃は「それは何だ?どこにあるんだ?金がかかるんだろう?」などと聞いてきましたが、もうこの頃の父は行く先についてそんなに突っ込んで聞く事はありませんでした。
場所や人についての認識が殆どなくなっていたことと、私と(私が誰だかよく分かっていないので、私でなくても誰でも良かった)一緒にお出掛け出来ることが父は大好きでしたから。
お出掛け好き、歌を歌ったり楽しく過ごすのが好きな父でしたので、その点大助かりでした。

父が落ち着いた頃に「今日はここにお泊りしていって良いそうよ♪ 安心して泊まれるように全部用意してあるから大丈夫よ♪ 私は今日は用があるから帰るけど、近くだからまた明日来るからね」
父とはそんな調子の会話をショートの時にしていましたので、グループホームBに着いてからもそんな調子で父に話しました。

元々私は通い介護でしたから、父の家から帰ることはいつもの当たり前のことでしたから、父は「帰らないでくれ!」などと言う事はありませんでした。
通い介護であったため、父も私と毎日別れがあることは当たり前のことで、施設利用の際、大助かりでした。

グループホームBは私が気に入った本命のグループホームだったので、特養に入るまでの1年位は居ることになるつもりでいました。
ところが意外に早く特養の順番がやって来て、最初のグループホームAと1ヶ月しか変わらない、わずか2ヵ月半の入居となってしまいました。

そうなることとは私は夢にも思っておらず、父がグループホームBに入居してすぐ、父に手がかからなくなったので念願だったヘルパー2級を取得する講習に通うことにしました。
そのため、週3日は一日丸々講習に通い、残りの2日はいつものアルバイトを続けていたので、父の居るグループホームへ通うことは週1日程度になってしまいました。

参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記
グループホーム見学記・追記
施設入所の費用

グループホームでのタクさん【認知症中期】


今日の花262262
我が家のベランダの各種バラが咲き出しました。各種ラベンダーの蕾がどんどん膨らんで特に午前中はとても良く香っています。ラベンダーだけでも何種類もありますので、一部紹介します。毎年咲き出す直前にドライフラワー用に刈り取ってしまいます。今月下旬には咲き始めそうです。

それぞれの写真はクリックすると拡大します。

          C.R.マッキントッシュ咲き始め           ライラックローズ膨らんだ蕾  
         イングリッシュローズの         イングリッシュローズの
      「チャールズ・レニ・マッキントッシュ」       「ライラック・ローズ」

   ラミウム・ピンク               ラベンダー・ヒドコー
  日陰に強いシソ科の宿根草          最も香りが強いラベンダーヒドコート
 ラミウム・ピンクが今年も咲きました      丈夫で何年も同じ株から毎年咲きます

    ラベンダー・ロゼア     ヒドコート他蕾     ラベンダー・ヒドコート他
   白い蕾のラベンダー    ヒドコート他、何種類もの良い香りのラベンダーの蕾たち
   咲くとピンク色になります    何年モノで、挿し木でどんどん増やしました


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グループホームでのタクさん【認知症中期】 TB:0 CM:6 admin page top↑
ちょこっと週刊誌情報
2007 / 05 / 16 ( Wed ) 10:54:21

今週5/14日?発売の「週刊ダイヤモンド特大号(5/19号 670円 ダイヤモンド社)」は「家族にのしかかる負担とカネ・介護地獄」が特集記事で、なかなか良いポイントをついています。
主に施設選びのことや介護にかかる費用のことを中心に、分かりやすく現実に即した内容です。
以下が主な特集内容です。

◆初公開 有料老人ホームランキング(首都圏・愛知・大阪・兵庫476ホームを徹底比較))
◆漂流する介護難民
◆タイプ別・資金力別最適介護フローチャート
◆介護のイロハと必要になるお金
◆老人ホームの営業マンが語る入居者騙しのテクニック
◆在宅介護マニュアル 遠距離介護のコツ
◆急増する「高専賃」の光と影

有料老人ホームの紹介記事に、イズさんが入居している入所金ゼロの有料老人ホームのことが載っていました。
有料老人ホームランキングに関しては、評判や介護の具体的内容はランキングの材料にはなっていません。
数値で測れる限りのことについてのランキングで、結局は「費用がかかる有料老人ホームほど手厚い介護がなされているであろう」ことを元にしたデータといっても良いので、あまり参考にはならないかもしれません。

それ以外の特集記事は、経済関係に強いダイヤモンド社の特集として、かなり読み応えがあると思います。
介護福祉の本ではない側面からの記事として、週刊誌としては値段が高いですが、読んでみる価値は多少ある雑誌と言えます。
私は買いましたので、お薦めします。
コンビニや小規模の書店では置いていないと思います。


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認知症の介護手段【公的&私的全般】  TB:0 CM:10 admin page top↑
グループホームBの入居が決まった頃
2007 / 05 / 14 ( Mon ) 12:49:13

2003年12月下旬、タクさんのグループホームBへの入居が決まりました。
この年の5月に最初のグループホームAに1ヵ月半入居したものの、施設が合わずに退所後、週7日のデイと月2回のショート、早朝ヘルパーを週5日利用しつつ在宅生活を続けること約半年。
認知症発症約11年(通い介護約10年)。要介護4。タクさん82歳の頃です。
グループホームBを見学し申し込んでから約1年経っていました。

この年はグループホームBの入居を2度先送りしていたので、今度順番が来た時は、もう引き伸ばせないので入ろうと思っていました。
順番が近づいたら連絡して欲しいことをグループホームに伝えていましたが、私の方から月1回位電話で様子伺いをしていました。
12月に様子伺いをすると、年明けの1月上旬に空きが出ることが分かり、入居出来ることを早く知ることが出来ました。

入居することが決まるとグループホームの施設長さんが父の普段の様子を知りたいとのことで、私と一緒に父のデイをさりげなく父に気付かれないように参観しました。
当時父は要介護4で、このグループホームでは今まで(当時開設1年)要介護4の方はいらっしゃらなかったようで、介護度が重い父のことを心配されていたようでした。

しかし、デイでの父の穏やかな様子を見て要介護4の一般的な印象とは異なり、施設長さんは少しホッとされたようでした。
父のために、前もって日常の様子観察をして下さるグループホームの姿勢に明るい前途を見ました。

父は介護認定を初めて受けたときから要介護4で、亡くなるまで要介護4のままでした。
同じ要介護4でも、最初と最後では父の状態も随分違います。
この頃は体は自由に動くし、会話もそれなりに出来る頃で、一見しただけでは何をするにも手がかかる人には見えませんでしたが、認知力は相当衰えていました。

父のすぐ後ろから参観していたのですが、私が見ていることに父は全く気付きませんでした。
もっとも、自宅で一緒に話しをしていても
「あんたはお子さんいるのかね?」とか、
「お世話になります」
などと、毎日一緒に居る私が誰だか全然分かっていませんでしたし、ショートのお迎えに行っても私が娘だと全然分からない父でしたから当然です。
父の場合は会話や日常的な行為はある程度出来ても、早い段階から人の顔や場所の識別は付きませんでした。

グループホームBを初めて訪れた見学の時、入居者の女性が私にお茶を出して下さったことが大変印象的でした。
その方は明るい表情で家事もされていらっしゃいました。
とても認知症には見えない程で、また丁度その時、その方の娘さんが実家を訪れるような何気ない雰囲気で面会にいらっしゃっていました。

当時何ヶ所も見学をしましたが、グループホームBは伸び伸びした施設面だけでなく、こういう家庭的な雰囲気はいいな〜と、私は一遍で気に入ったのです。
私が気に入っただけでなく、父に判断能力がもしあれば、きっと合格だと言ってくれたでしょう。

グループホームBの入居日を決め、入居前夜、最後の自宅での入浴の時、「これで自宅で私が入浴させることも最後になるな…」と感慨深かったです。
父の入浴は特にてこずるので、デイでは全く利用せず、全て自宅で入浴させていたので、入浴が上手く行って父の機嫌が良いと私も本当に嬉しかったものでした。
当然、父には明日、グループホームに移ることなど伝えてはいません。
何も知らずに父は機嫌よく入浴してくれました。

グループホームBは第一希望の特養入居まで居る予定でした。
特養入居の時には、グループホームBから直行するつもりでいましたから、父はもう家へ戻ることがない前提です。
実際、特養入居の時にはそうなりました。
寂しい気持ちはありましたが、今まで何度も利用していたショートステイが長引いたと考えれば良いではないかとも考えました。

この時期すでに、特養入居の順番が近づいていることをケアマネさんから聞いていました。
近づいたと言っても、それが半年先になるか、1年先かは分かりません。
通常、入居者がお亡くなりにならないと特養の順番は巡って来ないからです。


参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記

グループホーム見学記・追記

施設入所の費用
グループホームでのタクさん【認知症中期】

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グループホームでのタクさん【認知症中期】 TB:1 CM:5 admin page top↑
グループホームの月額費用明細比較
2007 / 05 / 12 ( Sat ) 11:47:19

コメントを頂いた中でも月額費用が介護者の一番の関心事だと思いましたので、改めて載せます。
4年前のことですが、領収書や契約書をもう一度開いて見ました。
4年前なので現在は変わっているかもしれません。
施設見学をされれば、費用のこれらはすぐ分かることですが…。


【グループホームB】
タクさんが2度目に入ったGH

入所金(敷金として家賃3か月分)  21万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円 
家賃                         70,000円
光熱水費・冷暖房費                             30,000円
食事代(食材費用)                              45,000円
共益費(トイレットペーパー等消耗品費)       5,000円

合計月額 約18万円

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。
おむつ代は別途支払い。


【グループホームA】
タクさんが最初に入居したGH

入所金(預かり金)  50万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円
家賃                        75,000円
光熱水費・冷暖房費               25,000円
リネン代(カーテン・毛布等月1回交換)     5,000円
居室清掃代(月1回業者)            3,500円
食事代(1日1,500円)              45,000円

合計月額  約18万円(消費税別)

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。
おむつ代は個人負担で現物持ち込み。


【グループホームE】
グループホーム見学記・追記」に書いたタクさんが入居した特養法人が運営するGH。
当時、新規オープンで、施設設備が最新で整っているのに異例の安さです。
この法人はユニット特養の費用についても、かなり良心的な配慮がありました。
その分、職員の給料は(私が現在勤務している)
とても安いです。

入居金(保証金)  30万円

介護報酬自己負担金     約26,000〜約28,000円
家賃                        36,000円
光熱水費                       9,000円
日常生活費                    9,000円
おむつ代                     15,000円
食費(1日780円)                23,400円

合計月額  約12万〜13万円

この他に訪問歯科や定期診察費用がかかります。

それぞれの介護報酬自己負担金は介護度によって異なります。


これらのグループホームがある東京郊外は、6畳程度のバス・トイレ・キッチン・エアコン付きのワンルーム賃貸アパート家賃が現在平均6,5000〜8万円位かかります。
アルバイトの時給が800円〜850円平均です。
 

参照↓↓
タクさんのためのグループホーム見学記

グループホーム見学記・追記

施設入所の費用
グループホームでのタクさん【認知症中期】


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タクさんの入所施設見学記 TB:0 CM:6 admin page top↑
タクさんが居たグループホームBとは?
2007 / 05 / 10 ( Thu ) 20:49:17

タクさんが居た「グループホームB」とはどんな施設か??
以前に書いた「タクさんのためのグループホーム見学記」を改定・編集しました。

◆「グループホームB」を見学して採点する
入所後の採点は、後日に書きます。

私のチェック度 ◎満足 ○まあまあ △イマイチ ×良くない

【施設概要】
見学した施設の中で雰囲気、施設の構造やレイアウト、など申し分なかった。
鉄筋平屋建てで高い天井に吹き抜けがあって、伸び伸びと明るい。
周辺は住宅街だが、少し先には畑など。
当時開設1年目で有限会社組織。
タクさんの市内にある。
高い天井に吹き抜けのある広いリビング兼食堂は、日中過ごすのに居心地良さそう。
そのリビングに面して各居室や共用トイレがある。
フローリングの広めの6畳位の部屋にベッドと布団、広いクローゼットとカーテン有り。
 特養入所までの期限付き入所なので、ベッドと布団、カーテンが用意されているのは助かる。
洗面所は部屋になく浴室近くの共用洗面所。
 各居室にあった方が何かと良いのだが。
入浴は一般家庭と同じ個人浴。
 タクさんの場合はその方が良い。
×トイレがウォシュレット付き暖房便座ではなかった。
 最低でも暖房便座であって欲しい。

【日常生活】
施設長(女性、30代)さんのお話から、より良い介護を目指しているのが伝わる。
デイサービスを併設しており、デイへの参加が出来る。
急病などの対応は一人居る日勤の看護士が対応するが、家族が病院に連れて行くのが原則。
 (グループホームだけでなく、大抵の施設はこの方法を取るので自宅に近い方が何かと便利)
ただ一人居る主導権在る看護士の言葉遣いが良くなかった。
 他の職員の方々の言葉遣いは良いのに。
食事は食事まかない兼家事専門(洗濯・掃除)の年配女性が専任。
オープンの対面キッチンは出入り自由で、食事作りや家事に参加出来る女性入居者が何人か居て配膳など楽しくやっている。
散歩を兼ねて食材の買い出しも皆で歩いて行く。
 良いことですね。
買出しに行く大きな全国ネットのショッピングセンターまで徒歩20分位かかる。
 もっと近くにあると良いのに、住宅街なので他に店舗はない。
イベントなどを地域と共に行うことも有り、地域に開かれた施設という感じがあった。
徘徊は無理に引き戻さず、職員が後ろから付いて様子を見る。

【費用・アクセス・その他】
入居金は20万。退所時に精算して返却される。月々の費用は一般的な20万弱位。
 これはこの地域として普通の金額。
介護保険が目指すグループホームの典型。
 (残存能力を維持・発揮して認知症の進行を緩和させる)
入居は地元の市民優先だが、状態により市民に関係なく可能であり、タクさんは地元なので優先組。
私の家から自転車で20分位。他に電車で行く方法もある。
 もっと近くにあれば助かるのだが。
第一希望のグループホームだが、待機者がすでに2名位居たので、最低1年以上待つ可能性があったが申し込む。
申し込み時に本人との簡単な面接もあった。(自宅に訪問された)
入居が近くなった頃、タクさんの普段の様子を知るために、タクさんが居る時にさりげなくデイ参観をして下さった。
入居は突然決まるが、入居の知らせを受けたら3日以内位に入居して欲しい。
 運営費の問題かと思うが、急に知らせが来て(当たり前だが)、3日以内に入所なんて、そんなに急がせないで欲しい。


参照↓↓
タクさんの入所施設見学記

タクさんのためのグループホーム見学記
グループホーム見学記・追記
施設入所の費用
グループホームでのタクさん【認知症中期】



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グループホームでのタクさん【認知症中期】 TB:0 CM:3 admin page top↑
2003年頃のタクさんのこと
2007 / 05 / 07 ( Mon ) 20:27:12

今から4年前を思い出しながら書きます。
メモ魔タクさんの娘の私もメモ魔でしたので、手帳に記録を残しています。

以前にも書いたように、父タクさんにとって2003年は色々なことがありました。
2003年5月に最初のグループホームを1ヵ月半で退所しました。
その後はそれまで通り、私が父の家へ毎日通い介護する形を続けました。
早朝と夜間は父と同居の私の弟が居ましたが、弟は心身共に疲れ、それを補うこととして、早朝ヘルパーを週5日利用しました。
2ヶ所のデイを週7日通い、その間にショートを月10日間位を2回に分けて利用し、介護保険の要介護4の単位数を超え、1ヶ月の支払いは10万円を超えていました。

こうして、2つ目のグループホームB(本命だった)の入所を待ちました。
グループホームBは、2003年7月に順番が来ましたが、グループホームAを退所してからの生活がやっと起動に乗った所だったので、次の方に順番を譲りました。
その後もグループホームBから入所の順番が回ってきましたが、もう少し父と在宅生活を過ごしたくて先送りしました。
しかし、いつまでも先送り出来ないので、次に順番が来たら今度は入所しようと思っていました。

2004年1月にグループホームBに入所、2004年3月に父の最後の生活の場となるユニットタイプの特養(大本命)に入所することになりますが、2003年後半の在宅生活では様々なことがありました。
今後は、認知症発症10年、要介護4の父の在宅生活の最後の頃のことやグループホームBのことを書きたいと思います。

参照↓↓
早朝ヘルパー利用でも起きられない父

タクさんの病歴と経過 その2

タクさんの病歴と経過 その1


今日の花262262
今、我が家のベランダで咲いている花達です。写真をクリックすると拡大します。

       
オードトアレ
コンパクトで香りの良いバラ「オード・トアレ」が今年も咲き揃いました。
    ラベンダー色で四季咲きです。  

                  
デンタータ
           四季咲きで何年でも丈夫に育つ大型のラベンダー「デンタータ」。

                            
キューレッド2
                     毎年4月〜5月に咲く大型になるラベンダー
                     「キューレッド」。ワイン色とピンクが可愛いです♪

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認知症中期のタクさん TB:0 CM:6 admin page top↑
介護の仕事に就いて1ヶ月
2007 / 05 / 03 ( Thu ) 19:47:29

父が居た特養の介護職に就いて約1ヶ月。
一言で言うと大変です。

父の介護は、今思うと非常に楽でした。
当時は大変だと思っていましたが…。
10年以上介護したと言っても大したことではありませんでした。

ヘルパー2級を取得して3年。
その間、講習で習ったことはあまり活用することもなく、特に実技については覚えたことは殆ど忘れているような状態。
実技は1からやり直し。
職場のスタッフは、こんな私に大変よく教えて下さいます。
ヘルパー講習で全く習ってなかったことも色々と体験しています。

この1ヶ月、大きな失敗を2度もして、園長と面談もしました。
失敗と自分自身の出来の悪さに相当凹んだこともあります。
でも、一生懸命こんな私に仕事を教えて下さるスタッフの姿に、凹んでなんかいられないとも思いました。
皆、最初は色々な失敗をすると励まして下さる方もいらっしゃいました。
失敗談などを聞くと、私だけじゃないみたいと思いホッとします。

園長との面談数日後、園長とバッタリ行きあった時、「良い笑顔になったね!」と。
「頑張ってます!!」と明るく答えました。

自宅に帰っても予習復習。
仕事に行く前も予習復習。
それでも、仕事が上手く出来ない時もあります。

私が今までに就いた仕事の中で、最も大変に感じる仕事です。
何しろ、うっかりミスが人の命を左右するのですから…。

そんな訳で、仕事の緊張からか?夜寝ても、2時間置き位に目覚めてしまいます。
夢が終わった途端、ハッとして目覚めてしまうのです。
「もう起きる時間か?!何だ!まだまだか…」と。

今日は他のことに気を奪われて、一人の入居者の定時検温をし忘れてしまいました。
これも大きなミスだと注意されました。

凹んでいられないな〜。
頑張ろう!!

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介護職になったえすえ TB:0 CM:8 admin page top↑
昭和記念公園に行きました♪
2007 / 05 / 01 ( Tue ) 15:58:41

4/29(昭和の日)、我が家から自転車で行かれる国営昭和記念公園に行ってきました。
この日は年に何回かある無料入園日でもあり、大変多くの入園者でにぎわっていました。

元、米軍基地だったこの地は、とてもとても広大で、現在のように整備されるまでに20年以上かかっています。
広大な公園なので、中を巡るのには自転車がお薦め。
様々な種類のレンタサイクルや園内バスもあります。
我が家から近いことから、私は年に何回も通って様々な季節の移り変わりを堪能しています。
とても一日では回りきれない程です。

春は桜やポピー、秋はコスモスで特に有名です。
夏は何種類もあるレインボープールや花火大会。
冬はイルミネーションも有名。
年齢を問わず楽しめる自然中心の公園です。


    それぞれの写真はクリックすると拡大します。

           
昭和記念公園チューリップ畑と池                                 250250  203203
      様々なチューリップが咲いていましたが、
   池でカエルがケロケロ鳴いていたのが印象的でした。
                 
                    
昭和記念公園チューリップ                               113113113   
         ピンクのチューリップとブルーの忘れな草。緑は芝生です。       

              
昭和記念公園アネモネ・ブルー     昭和記念公園アネモネ
            色とりどりのアネモネに「綺麗〜♪」の声があちこちから。
                  チューリップと同じく球根植物です。

                       
昭和記念公園つぼみが付いたトチノキ
                もうすぐ花が咲きそう。蕾が付いたトチノキ。

    
昭和記念公園日本庭園牡丹     昭和記念公園日本庭園牡丹アップ                  44480
             日本庭園の牡丹。

                      
昭和記念公園日本庭園     昭和記念公園日本庭園橋
                        しっとり落ち着いた日本庭園。お抹茶の振舞いもあります。
      
昭和記念公園ヤグルマソウ 
5月にはヤグルマソウで一杯のブルーのロマンティックな山も見られます。
昨年の5月、ブルーのヤグルマソウをバックに父と最後の行楽写真です。
父と行くことが出来た思い出多い昭和記念公園です。

詳しくは国営昭和記念公園HPで↓↓
http://www.showakinenpark.go.jp/

ゴールデンウィーク中の無料入園日は
5月4日(金・祝 みどりの日)
5月5日(土・祝 子供の日、こどものみ)



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