昨年の今頃
2007 / 09 / 08 ( Sat ) 11:40:09

台風が去って、行く夏を惜しむかのようにセミが鳴いています。
ちょうど昨年の今頃、父タクさんは誤嚥性肺炎で8月下旬から入院していました。

この時期、夕暮れがとんどん早くなる夕方です。
セミの声を聞きながら夕方、父の病室に食事介助に通っていました。

父の病室の窓の傍の大きな木にセミが止まってミンミン鳴いていて、父に「セミが鳴いているのが聞こえる?」と話しかけましたっけ。
1ヶ月間の入院中、このまま寝たきりになってしまったら…と心配していました。

今考えると寝たきりなんて、そう簡単になるものではないと分かりました。
意識がしっかりしていれば、車椅子や歩行器を使って歩く方法だってあるし、寝たきりは最後の最後に辿り着くところなのだと思いました。
今、介護職になってそれを痛感します。

あの頃の父の状態からすると、寝たきりになる心配よりも、ベッド生活が長くなることで褥瘡(じょくそう/床ずれのこと)が出来ることの方を心配するべきだったと介護職になって感じました。

1ヶ月寝たきりの入院生活から特養に戻った父は、ベッドに褥瘡(じょくそう)防止のエアマットを入れました。
父の場合は幸い褥瘡(じょくそう)もなく、歩行も介助しながらなんとか出来る状態に回復し、私は喜んでいました。
そんな矢先に亡くなってしまったのですが…。
体力は回復し、食欲もあったのですが、体の中では肺炎が進行していたのでした。

早いもので来月の10月には父の一周忌を行います。
去り行く夏を惜しむセミの声を聞くと、1年前の入院中の父の姿を思い出してしまいます。
呼びかけてももう返事をすることがない父。
もっと生きていて欲しかった。
父が居なくなってからの方が、時が経つのが早く思われます。



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えすえ様

お父様がお亡くなりになって、1年ですか。
ほんとうに、早いものですね。
この季節が来ると、何かしらお父様のことが
じーんと思い出されてくるのですね。

今回の記事を読ませてもらっていると、
お父様の対するえすえさんの優しいお心が、
伝わってきます。

それが、今のお仕事に活かされていると、
思います。
by: Route463 * 2007/09/08 15:34 * URL [ *編集] * page top↑
 

>Route463さん
昔から夏の終わりから秋に移る季節になると、
日は短くなるし、セミの声が虫の声に変わり、
感傷的になっていた私でしたが、
昨年からは父のことも加わって、益々感傷的になってしまったようです。
父が亡くなってこの1年、本当に大急ぎで過ぎてしまい、
今になって父が居ない寂しさを実感している気がします。
父に優しくしたように、仕事でもそうしていると、
親切にしすぎてリハビリにならないと注意されることもあります(汗)
Route463さんが、本人が出来る事はさせるとおっしゃっていたこと。
これも大切な優しさの一つだと思いました。
by: えすえ * 2007/09/08 22:32 * URL [ *編集] * page top↑
 

タクさんが亡くなられてもうそんなになるんですね。本当に時のたつことの速さに驚いています。タクさんの命を脅かした誤嚥性肺炎、今まさにうちのばあちゃんもこの病と闘っています。本人が肺炎である認識がなく治ろうとしないことが回復を阻んでいます。腕の点滴は抜くし、ならば脚にと場所を変えても今度はもう片方の足で抜いてしまいます。看護士さんも四苦八苦してます。やはりベッドに寝たきりの状態をみると私も褥瘡がかなり心配です。ばあちゃんにも頑張ってほしい!
当分闘病生活がつづくみたいです。
by: alice * 2007/09/09 23:36 * URL [ *編集] * page top↑
 

>aliceさん
父が昨年、誤嚥性肺炎で入院していた時は、
点滴を抜く心配があったため、当初足に点滴をしました。
でも、もう父には抜く元気がなく、抜くことはありませんでした。
しかし、ずっと以前、認知症初期の頃、
他の病気で入院し点滴した時は抜いてしまい大変でした。
お姑さんは抜く元気があるようですから、まだまだ大丈夫ですよ!!
点滴は状態の悪い時期だけで、食べられるようになってからが、
もっと大変だと思います。
ベッドでご自分で体を起こすことが出来るようなら、
褥瘡の心配は少ないかもしれません。
防止策は寝ている時に体位変換することだけです。
褥瘡のことは看護士さんに遠慮なく訊ねてみると良いでしょうね。
by: えすえ * 2007/09/10 09:46 * URL [ *編集] * page top↑
  一周忌ですね。

えすえさんのお父様と、ジージは本当に同じ頃に同じ様に、突然、逝ってしまいましたものね。

そうですね。
もうすぐ一周忌。
私も12月です。

早いです。
もう1年経つのだろうか・・・・
最近、とても懐かしく思い出されることが多くて、なんだか、寂しさも込み上げてきています。
もっと優しくしていれば・・・という思いは消えません。

去り行く夏とセミの声。
これからこの季節には、タクさんのことがよみがえりますね。

私は、みぞれまじりの初冬かな。
冷たい雨に濡れながら、病院の駐車場から走ったことが思い出されます。
by: momiji1021 * 2007/09/10 12:46 * URL [ *編集] * page top↑
 

>momiji1021さん
ほんとに似ている部分が多かったですね。
やはりmomijiさんもこの位の時期になると、
懐かしく、そして寂しさが込み上げてくるのですね…。
私も、晩年の父に、もっともっと接していたかったと思ったり…。
父が亡くなる前日に一緒に歩く練習をして、
その翌日に亡くなるなんて想像もしませんでした。
みぞれまじりの初冬ですか…これから来るその時期には、
益々思いは募ってしまうかもしれませんね。
寂しいですよね…。
でも、25年前に亡くなった母の時も、年月が解決してくれました。
by: えすえ * 2007/09/10 23:02 * URL [ *編集] * page top↑
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